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 理科で理論を学び、家庭科(図工)で技術を学ぶ。小中学校で電気の事を少しは勉強したかと思います。

 家庭用のコンセントはいつも安全に使えています。コンセントにプラグを差し込むのは子供でもできます。

 さて、コンセントの工事をするのも誰もができるのでしょうか。ホームセンターに行って道具と材料を揃えるだけで良いのでしょうか?




コンセント

 壁にあるコンセントにプラグを差せば電源が取れる、幼稚園児でも知っているごく当たり前のことです。

 子供にダメと言っても、コンセントの抜き差しをしてしまいます。
 この行為に免許が必要だとすれば、大変なことになります。
 いまだに自転車にも免許制度が無いように、免許という制度で縛るのは難しい領域になります。

 コンセントとプラグの関係は誰もが触れるよう安全策が講じられています。

 ではコンセントの向こう側、壁の中の配線はどうでしょう。
 照明器具も壁スイッチは誰もが触れますが、壁内や天井裏の配線には免許や法律が及ぶのでしょうか。




電気工事士法

 結論から言えば、電気工事法に定めがあります。

 電気工事士法第一条(目的)では以下の定めがあります。

第一条
この法律は、電気工事の作業に従事する者の資格及び義務を定め、もつて電気工事の欠陥による災害の発生の防止に寄与することを目的とする。

 『電気工事の欠陥による災害』の発生防止に寄与するための電気工事士です。

 そして第三条には 、電気工事士でなければ電気工事の作業に従事してはならないと定められています。

第三条第二項
第一種電気工事士又は第二種電気工事士免状の交付を受けている者でなければ、一般用電気工作物に係る電気工事の作業に従事してはならない。

電気工事士法 (e-Gov)




免許は2種類

第1種と第2種

 電気工事士免状には第1種と第2種の2種類あります。

 上級種である第1種電気工事士は、下位の第2種電気工事士の業務範囲を網羅しています。

 第1種電気工事士でなければできない作業は自家用電気工作物です。


自家用電気工作物

 自家用電気工作物に掛かる電気工事の作業は第一種電気工事士でなければできません。
 すなわち、第一種電気工事士の業務独占です。


一般用電気工作物

 一般用電気工作物に掛かる電気工事の作業は第一種または第二種電気工事士でなければできません。
 すなわち、電気工事士(両種共通)の業務独占です。




電気工作物の種類

電気事業法

 電気工作物を規定する法律は電気事業法です。それを工事する者(人)を規定しているのは電気工事士法です。

 電気工作物には自家用電気工作物、一般用電気工作物が需要家(電気を利用する負荷側)としてあります。また、送電線や変電所などは事業用電気工作物という種類になります。


一般用電気工作物

 一般用電気工作物とは、600V以下で受電する需要設備などです。
 いわゆる『低圧』の電力契約をしている家屋や商店などが一般用電気工作物です。

第三十八条第1項
この法律において「一般用電気工作物」とは、次に掲げる電気工作物をいう。

一 他の者から経済産業省令で定める電圧以下の電圧で受電し、その受電の場所と同一の構内においてその受電に係る電気を使用するための電気工作物であつて、その受電のための電線路以外の電線路によりその構内以外の場所にある電気工作物と電気的に接続されていないもの
二 構内に設置する小出力発電設備であつて、その発電に係る電気を前号の経済産業省令で定める電圧以下の電圧で他の者がその構内において受電するための電線路以外の電線路によりその構内以外の場所にある電気工作物と電気的に接続されていないもの
三 前二号に掲げるものに準ずるものとして経済産業省令で定めるもの


自家用電気工作物

 自家用電気工作物とは、電気事業法第三十八条第4項に定義されています。

第三十八条第4項
この法律において「自家用電気工作物」とは、次に掲げる事業の用に供する電気工作物及び一般用電気工作物以外の電気工作物をいう。

一 一般送配電事業
二 送電事業
三 特定送配電事業
四 発電事業であつて、その事業の用に供する発電用の電気工作物が主務省令で定める要件に該当するもの

電気事業法 (e-Gov)




住宅は電気工作物

 一般家庭(住宅)も一般用電気工作物という方に定められた施設です。

 一般用電気工作物の電気工事をするには、第一種または第二種電気工事士の免状が必要だとされています。

 つまり、敷地内にある民家であるといっても、電気工事は免許が無ければできません。





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