Press release
熊本豪雨で被災した医療従事者の疎開先としての社屋提供について
熊本県では球磨川の増水などで被災された方が多数おられるとの事で心配しております。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
新型コロナウイルス感染症流行拡大後に発生した最初の大規模災害となりますが、ノウハウも蓄積されていない中で、どのような避難生活を送ることが良いのかもわからないのが現状です。
家屋の損壊や道路の寸断などにより、現地での生活継続が困難になった医療従事者の方も居られるのではないかと考えております。
そこで、当社では生活拠点を失った、職場が長期休診となったなど理由はそれぞれですが、関西へ疎開をお考えの医療従事者に対し、社屋の一部を9月末までの期間、無償提供致します。
ご用意できるのは洋室1室、和室1室、キッチン、風呂、トイレ、洗面です。
なお、設備については電気、ガス、水道などの住宅設備は整備されていますが、水道とガスは閉栓状態のため使用開始手続きが必要になります。また、洋室にはエアコンが設置されておりません。
関西地方でのお仕事については当社でご用意することはできませんが、2016年の熊本地震の際には半年程度のアルバイトをご用意いただいた透析クリニック等がございました。
コロナ下、被災地へ赴いてのお手伝いはできませんが、遠隔地避難のお手伝いができればと思います。
2020年7月7日
NES株式会社