Press release
AMED競争的資金の申請支援をした事業が補助金を獲得
弊社が申請支援をさせて頂いた事業がAMEDの競争的資金を獲得しました。
AMED(日本医療研究開発機構)が公募した令和3年度『医工連携イノベーション推進事業(開発・事業化事業)』には40課題が応募され、7課題が採択されました。この内の1課題について、当社が申請書作成などにおける全面サポートサービスを提供させて頂きました。
本事業の研究開発費は1課題あたり年間6,000万円、治験実施年度は1億1,500万円という規模で行われる事業であり、経済産業省の施策に近いため事業化を重要視しています。すなわち、開発段階に資金提供はするが実際に商品として流通できるか否かが採択の評価に大きく影響すると考えられます。
国の予算が手当された競争的資金は国民から集めた税金が投入されています。採択された事業は、国益に資する事業である必要があり、申請書にはそれが理解できる内容が求められます。
弊社の西謙一(代表取締役)はこれまで、多くの競争的資金の申請に関わり、自らも主任研究者として研究費を獲得するなど、申請業務には独自のノウハウを有していました。今回採択された事業については、ご依頼元様のご要望に沿う事が出来る知見や経験があったため、申請作業をご一緒させて頂きました。作業班には弊社の連携先から本事業に適した人材も招聘し取組みました。
弊社ではAMED事業に限らず、多種多様な競争的資金へのサポートを実施しております。申請のみならず事業中のコンソーシアム内の調整役や、医工連携専門アドバイザーとしての参画なども行っております。
今後も、国益に資する研究事業に貢献できるよう体制を強化して参ります。
プレスリリース: AMED競争的資金の申請支援をした事業が補助金を獲得
2021年5月12日
NES株式会社
関連リンク
AMED: 令和3年度『医工連携イノベーション推進事業(開発・事業化事業)』の採択課題について
AMED: 令和3年度『医工連携イノベーション推進事業(開発・事業化事業)』に係る公募について
AMED: 令和3年度 医工連携イノベーション推進事業 開発・事業化事業 公募要項
AMED: 令和3年度 医工連携イノベーション推進事業 開発・事業化事業 課題評価委員一覧
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AMED
AMEDとは日本医療研究開発機構の事であり、通称『エーメド』と呼ばれています。
第二期安倍内閣時代の日本再興戦略により『日本版NIHを』という流れから誕生した組織です。
NIH (National Institutes of Health) とはアメリカ国立衛生研究所のことです。
AMEDの発足により、文部科学省、厚生労働省、経済産業省の医療・ヘルスケアに関わる研究費がAMEDに集約されるようになり、組織横断的な研究開発が期待されています。
医工連携イノベーション推進事業
医療機器開発に関する研究助成などを行う事業です。
プログラムディレクターは妙中義之先生です。
この事業の芽生えは平成22年度補正予算で経済産業省がスタートさせた課題解決型医療機器等開発事業です。
その後、医工連携事業化推進事業に名を変え、数年前から医工連携イノベーション推進事業となっています。
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