2022年10月12日(水)~14日(金)の期間で開催される病院EXPOの中で『臨床工学フォーラム』が開催されます。
3人の演者がそれぞれの立場からお話しします。
3人の共通点は臨床工学技士であることです。
3人に共通して事業化・商品化経験があります。
日時:2022年10月13日(木) ※第2日
場所:幕張メッセ(メディカルジャパン東京会場内)
主催:公益社団法人日本臨床工学技士会
演者:西 謙一(NES株式会社)
演題:境界領域の実務
企画は医工連携に長けた技士群
本セミナーの企画母体は日本臨床工学技士会の臨学産連携委員会(加藤博史委員長)です。
単に医工連携の作品を並べるような会ではなく、本質的に臨床工学技士をパートナーとする意義のようなことを伝える企画になっています。
企画をとりまとめたのは関根広介先生(亀田総合病院所属)です。誰に何を話して貰うのが聴衆にとって喜ばしいことかと熟考されての結果です。見応えのあるセミナーだと思います。
医工連携の経験者が聴くとより理解が深まると思いますが、臨床工学技士の名称すら知らないような人が聴くと違った味わいのあるセミナーになると思います。
吉田哲也先生
元は神戸市立医療センター中央市民病院などで臨床工学技士として、臨床でバリバリ働いておられた方で、学会でもよくお名前を聴くので臨床どっぷりという技士にも知れた名です。
2019年から経済産業省の医療福祉産業室へ出向され、日本のヘルスケア・医療機器産業の施策にも深く関わられました。
2020年にはCOVID-19の上陸、そこからの医療機器や衛生材料等の品薄が発生しましたが、その調達に係るお仕事には同室も関与しておりましたので、おそらくこのあたりのご経験もあると思います。
今回のご講演では、医療機器開発における臨床工学技士の役割として『医工連携』というキーワードに対する取り組み方などをご紹介いただけるのではないかと思います。
吉田先生は『アンティリーク』など事業化のご経験が豊富ですので、社会実装される医工連携には生の声を持っています。
渡邉研人先生
今月、学会で初めてお会いしました渡邉先生は、臨床工学技士として働く傍ら、その業務効率化を目指したシステムを開発され、そのシステムは大手メーカーとの共同開発で上市に至っています。
与えられた仕事をこなすことは、与えられた職務として当然のことだと思います。それに見合った対価を貰っていると思います。
与えられた仕事の質を向上させるためには、与えられている時間では足りないかもしれませんが、超過勤務を安易に許す時代でもないので、質向上と働き方は密接です。
渡邉先生はシステム化により業務を効率化されたと思います。
生命維持管理に関わる重要なデータが大量に送られてくる中で、そのデータを見やすくするだけでも患者安全には寄与します。見やすくなれば業務効率は高まりますし、空いた時間を患者のために使えば医療の質も高まります。
このような成果について、お話しして頂けるのではないかと思っています。
弊社代表も登壇
他の演者に見劣りする部分もありますが、弊社代表も登壇いたします。
2018年の臨床工学フォーラムでは『境界領域を埋めるエンジニアへの期待と人材の選び方』と題して講演させて頂きました。
今年は医療周辺サービスにおける臨床工学技士の適性と活用をテーマに『境界領域の実務 ~医工連携・患者安全・医療福祉BCP~』と題して30分ほどお話しさせていただきます。
今回の登壇者の内2人は病院勤務ではない臨床工学技士です。そうした非臨床型の臨床工学技士が、なぜ非臨床の場で登用されるのか、対価を貰えているのか、いくつか事例を紹介します。
本講演を通じて適材適所としての臨床工学技士の在り方を、できれば臨床工学技士以外の方々に知って頂きたいです。
セミナー申込
セミナーの申し込みは公式サイトからできます。我々の臨床工学フォーラムは無料です。
ジャンルは『病院』、日程は『10月13日』を選んで頂きますと早く見つかります。
本ページのお問合せ
このページに関する関するお問い合わせはこちらからお願い致します。