自社開発したシステムを利用した二次医療圏域人口集計について
平素より弊社事業につきまして、ご理解とご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
医療の特徴に科学性や侵襲性などがありますが『地域性』も大きな特徴であり、通勤圏を超えての救急搬送や通院は多くありません。
医療の地域性を見る上で重要な制度として『二次医療圏』があります。いくつかの自治体を1つの圏域としている制度ですが、この圏域ごとの医療機関数や人口などは地域の医療需給を見る上で重要であると考えられます。このたび弊社では、この二次医療圏と人口をまとめた一覧表を制作しました。
人口は令和2年国勢調査と平成27年国勢調査の2回分をまとめており、この間の人口変動を比較することができます。令和2年国勢調査で人口が最も多かったのは神奈川県横浜医療圏で約378万人、最少は約2万人の島根県隠岐医療圏、次いで長崎県の上五島医療圏でした。この離島を抱える2つの医療圏では前回の平成27年国勢調査よりも人口が減少していました。
医療・ヘルスケアビジネスの創成を検討する場合、地域が持つ課題を解決することが市場形成にプラスとなることがあります。地域が持つ様々な課題を顕在化するために本データは活用できると考えております。弊社中核事業であります医工連携事業化推進コンサルティングサービスの現場で情報提供して参ります。
『データは二次活用されて価値が高まる』と考える弊社は、データが広く活用される事を願い基盤となるデータベースの強化を図っております。今後も新たなデータベースの構築に努めて参ります。
プレスリリース: 自社開発したシステムを利用した二次医療圏域人口集計について(NES株式会社)
2022年7月20日
NES株式会社
出典
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