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日なた50℃/日かげ36℃/災害実験中 | NES’s blog

本日14時台の気温

日なた50℃

 高さ1.5mほどの高さに置いた日なたの温度計は50℃を超える値を観測しています。


日かげ36℃

 ブロック塀の北側、太陽が当たらない場所の温度計は36℃台でした。




今朝は10時台に危険情報

 今日10時発表の熱中症情報で、すでに危険が知らされていました。

 このときはバイクで移動中でしたが、尋常ではない暑さを感じていました。




明日も警戒

 明日も弊社が所在する兵庫県伊丹市は『危険』なレベルの暑さです。

 夜の最低気温でも25℃以上、おそらく朝方の5時頃に最低気温になると思いますので、就寝中は30℃近い気温が続くと思います。

 積極的なエアコン使用、命を守るために必要です。





熱中症対策

熱中症予防情報サイト(環境省)

 猛暑といえば環境省の情報提供です。

 環境省の情報提供の中で、クールビスでは『室温28℃』というものがありますが『設定温度ではありません!』ことをご確認ください。
 以前の勤務先では28℃設定になっていたので、実質は29~30℃を維持、仕事になりませんでした。何度設定変更しても戻されてしまうので、対処に困りました。今はどうなっているのか….

 デスクワークだから熱中症にならないというのは間違いで、体温や水分の温度交換が熱中症のメカニズムと関係します。


政府広報オンライン

 老若男女を通じてわかりやすい資料が提供されています。

 熱中症がどうして危険なのか、どのような場面で起こるのかをわかりやすく説明しています。

  • 65歳以上
  • 屋内
  • エアコン不使用

 上記3点に当てはまる場面で熱中症が発生しています。


熱中症が疑われる時の応急処置(大塚製薬)

 熱中症を疑う症状があったら、とりあえず救急車を呼んでしまいましょう。

 間違いだったら『ごめんなさい』と言って、その日から熱中症について知識を付けたら良いと思います。
 意識があり、水分摂取もできるようであれば、救急車を呼ばずとも速やかに医療機関を受診しましょう。

 応急処置としては、涼しい場所へ退避させ、可能であれば保冷剤など何か冷たいもので身体を冷やします。
 おそらく救急車が到着した際の応急処置も保冷剤のようなもので身体を冷やすところから始まります。

 脱水状態、電解質バランスの崩壊などでは意識を失う恐れもありますので、可能であればポカリスエットのようなスポーツドリンクを与えます。
 清涼飲料水の内、100mLあたりのナトリウム濃度が40~80mgのものが『熱中症対策』として表示できるスポーツドリンクです。食塩相当量は0.1~0.2gです。

 熱中症の症状が鎮静化しても、頭痛や吐き気が残ることがありますが、その原因は電解質バランスの崩壊かもしれません。
 経口摂取でバランスを取り戻せればよいですが、難しい場合もあるので、そのときは点滴が必要だと思います。近所のクリニックでも点滴くらいは対応してもらえるかもしれないので、受診することにハードルを上げず、身の安全のために積極的に受診した方が良いのではないかと思います。

【参考】厚生労働省:熱中症関連情報




熱中症対策グッズ

飲料

 すぐに飲みたいときはコンビニや自動販売機に駆け込みましょう。
 事前準備できるときは、重いのでネット通販でまとめ買いしておいても良いかなと思います。

大塚製薬工場 経口補水液 オーエスワン 500ml
身体に必要なナトリウムとカリウムを摂取できる経口補水液です。所ジョージさんがCMをしているので見たことがある人も多いのではないかと思います。

大塚製薬 ポカリスエット
有名なスポーツドリンクです。どこにでも売っていそうなものです。コンビニやドラッグストアに行けば冷えたものが売っていますし、ドラッグストアだと冷凍された物も置いてあったりします。


冷却剤

 叩くと、冷え始める瞬間冷却剤は熱中症になったときに役立ちます。

 首、わきの下、鼠径部など5~6個あると良いので、10個入りを車に積んでおけば、外出先でも家の中でも、すぐに使えると思います。

 真夏の救急車で30個くらい積載しているところを見たことがあります。

ロッテ ヒヤロン
叩くと冷え始めるという瞬間冷却剤です。持続時間はさほど長くありませんが、急激に体温を下げたいときに使います。救急車にも類似品が積載されています。




温度調査中

 今日の気温がわかったのは、温度調査を実施中のためでした。

 2019年8月の調査では、昼間に45℃を記録して危険を感じたところでしたが、今年は50℃を超えました。

 データ取得はしばらく続きます。

 いずれまとめて公表する予定です。

【参考】NES株式会社:避難所を想定した温度調査の公表について(2020年1月3日)