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津波一斉避難訓練 | NES’s blog

 本日11月2日、『世界津波の日』(11月5日)に関連した取り組みとして、『兵庫県津波一斉避難訓練』が開催されました。
 『世界津波の日』は2015年の国連総会において制定された防災啓発の一日です。
 その由来は『稲むらの火』です。

 『稲むらの火』は書籍も多くあるので聞いたことがある人も多いと思いますが、1854年(安政元年)11月5日に発生した安政南海地震による津波に襲われた際、濱口梧陵が稲むらに火をつけ、津波から逃げ遅れた村人を高台へ導いて、多くの命を救ったという話です。この11月5日が世界津波の日となりました。

 今日のイベントはスマートフォンに届く『緊急速報メール』『エリアメール』を使い、訓練である旨を示した送信が行われました。

外務省:世界津波の日

東京都防災ホームページ:津波防災の日(11月5日)について

内閣府:津波防災の日(11月5日)について

内閣府:津波防災特設サイト, 毎年11月5日が『世界津波の日』に制定。




訓練概要

訓練内容

  • 令和5年(2023年)11月2日(木曜日)午前10時から、南海トラフ地震及び日本海沿岸地域地震を想定した「津波一斉避難訓練」を実施
  • 訓練対象地域内で、緊急速報メールに対応している携帯電話に対し、マナーモードであっても警報音が鳴り、避難を呼びかけるメールを送信
  • 避難経路の検討や確認を行うなど災害時の避難行動等を確認

日時

令和5年11月2日(木曜日)10時00分


訓練想定災害

南海トラフ地震、日本海沿岸地域地震


訓練対象地域(15市3町)

兵庫県内南海トラフ地震津波浸水想定区域<14市1町>

 南海トラフ地震による津波浸水想定区域内の決められた施設では、南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法によって円滑な避難の確保や防災訓練の実施などを記載した『南海トラフ地震防災対策計画』(または「南海トラフ地震防災規程」)の作成・提出が義務づけられています。

  1. 神戸市
  2. 尼崎市
  3. 西宮市
  4. 芦屋市
  5. 明石市
  6. 加古川市
  7. 高砂市
  8. 播磨町
  9. 姫路市
  10. 相生市
  11. たつの市
  12. 赤穂市
  13. 洲本市
  14. 淡路市
  15. 南あわじ市

【参考】南海トラフ地震防災対策計画を作成すべき者に係る区域の地名


県内日本海沿岸地域地震津波浸水想定区域<1市2町>

 日本海沿岸地域地震でも、津波による浸水が想定されています。このため、昨年度から南海トラフ地震と同様に避難訓練を実施しています。

  1. 豊岡市
  2. 香美町
  3. 新温泉町

[参考]緊急速報メール(エリアメール)

 津波浸水想定区域を持つ上記の15市3町に滞在している方に対して、緊急速報メール(エリアメール)を配信します。各携帯電話の緊急速報メール(エリアメール)に係る動作については、以下の各携帯電話会社のホームページをご参照ください。

【参考】兵庫県:令和5年度兵庫県津波一斉避難訓練実施について(南海トラフ地震・日本海沿岸地域地震), 2023年9月15日

【参考】尼崎市:令和5年度兵庫県津波一斉避難訓練, 2023年10月23日




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