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BPA史上初、歴代唯一無二の優秀演題賞 | NES’s blog

史上初

 2024年の第34回日本臨床工学会で弊社の西謙一がBPAにノミネートされた上、優秀演題賞を受賞しました。

 受賞すること自体が快挙でありましたが、過去を調査したところ民間企業所属の者が筆頭演者である受賞者は皆無、すなわち受賞者の中で唯一無二であることが判明しました。

 『史上初』を名乗る事ができそうです。

 第34回日本臨床工学会は参加者数が3,000人超、企業出展などを合わせれば3,500人超の規模です。その中で2位の成績であったことも大きな成果であったと考えます。




歴代BPA

 日本臨床工学会は今年で34回目の開催となりました。BPA(Best Presentation Award)制度が始まった第21回大会から数えて14回目です。

 会誌を調べてみましたが、ノミネートされた演題はわかったものの、受賞者の掲載はありませんでした。そこで、独自に調査を進めました。


 過去、専ら民間企業に所属する人でBPAにノミネートされた人は3人しかいません。

  • 大石杏衣(2022年・2024年、Kiwi所属)
  • 木戸悠人(2024年、株式会社iDevice所属)
  • 西 謙一(2018年・2023年・2024年)

 2024年の第34回日本臨床工学会では弊社の西謙一がBPAにノミネートされた上、優秀演題賞を受賞しました。
 過去765演題がBPAにノミネートされていますが、その内で民間企業所属者が筆頭演者であったものは6演題しかなく、占有率0.78%です。
 その6演題の内の3演題、50%は西謙一の演題でした。

年次開催地受賞者
合計
[受賞]
最優秀
[受賞]
優秀賞
[受賞]
奨励賞
[受賞]
学生
指名民業
指名
2024福井9126723
2023広島124431691
2022茨城1212721
2021熊本11660
2020愛知12111120
2019岩手670
若手410
2018神奈川241
若手240
2017青森400
若手220
2016京都350
若手200
2015福岡66360
若手33180
2014宮城77400
若手55310
2013山形180
若手180
2012富山150
若手150
2011大分22100

※.表中の『指名』とは、BPAにノミネートされた演題数を示す。

※.表中の『民業指名』とは、BPAにノミネートされた演題の筆頭演者が民間企業に属している者である場合の数を示す。ただし、企業立病院所属者は除く。

※.ハイフン(-)は該当者なし、空欄は情報が無いため不明




受賞演題

 今回受賞した演題は『医療的ケア児の患家BCP策定支援と療養住環境最適化』です。

 何かを偶然経験したから報告しているのではなく、課題を見つけたので解決するために研究をし、一定の成果が認められたので学会で発表して批評を受けようというものです。
 ここに至るまでにボツになった方法論はたくさんあります。いくつも試し、改善していくことで1つの成果物につながっていったと考えます。





BPA史上初ノミネート

 日本臨床工学会のBPA史上で初めて民間企業人が筆頭演者であった演題は『医療機器の安全使用を目的としたプロセスマネジメントのための停電規模推定尺開発と代替手段の品質評価』です。
 西謙一が2018年に発表した演題です。

 2番目は大石杏衣さんが2022年に発表した演題です。




民間企業人とBPAの縁

 これまでの歴代のBPAノミネート演題の内、民間企業人の演題名などは以下のとおりでした。

医療機器管理のリアルを話せる場づくり~医療機器管理の井戸端会議を継続して~

大石杏衣

JACE32 (2022) BPA-47

コロナ患者でのヒヤリ・ハット事例、医療事故事例における医事機器事例の解析

大石杏衣

JACE32 (2024) BPA.10-3

接士経験と臨床ニーズに基づいた NPPVマスク開発 ー 起業による医癒機器開発を経験して ー

木戸悠人

JACE34 (2024) BPA.2-5

医擾的ケア児の患家 BCP (business continuity plan)策定支援と療養住環境量適化

西 謙一

JACE34 (2024) BPA.10-6

事業継続計画(BCP)のレジリエンス性向上に資する目標志向行動(goal-oriented action)とマネジメント(BCM)

西 謙一

JACE33 (2023) BPA.3-3

医療機器の安全使用を目的としたプロセスマネジメントのための停電規模推定尺開発と代替手段の品質評価

西 謙一

JACE28 (2018) BPA-48

 ノミネートは6演題、その内の3演題は弊社の西謙一、2演題はKiwiの大石さんです。

 BPAにノミネートされた演題が765演題もありますが、わずか6演題しか民間企業からノミネートされない現状です。演題登録の数を増やすところから必要となると、研究をする民間企業人が必要になるということでもあります。

受賞情報は大会公式記録ではありません。独自調査ゆえに誤情報の恐れがあります。転載等はご遠慮ください。



JACE 34 (2024年)

 2024年の福井大会ではBPAノミネートが72演題、受賞が9演題でした。

 BPA10のセッションでは、演者6人の中に民間企業の者が2人という初の状況でしたが、同じようなことが前年12月の近畿臨床工学会のBPAセッションでも起こりました。2人以上がノミネートされた初の学会で、同じセッションで発表するというのも初、そしてそこから受賞者が出たのも初、BPA10というセッションは特別なものになりました。


JACE34 BPA最優秀演題賞

Web CPAP dataの自動取込・データ解析プログラム・電子カルテへの自動出力機能の開発と管理業務の自動化[BPA.2-3]
色川桂輔(豊橋ハートセンター)


JACE34 BPA優秀演題賞

人工呼吸器呼気側水分蒸散機能付回路の蒸散性能を向上させる検証[BPA.6-1]
梶原吉春(社会医療法人財団大和会 東大和病院)

医療的ケア児の患家BCP(business continuity plan)策定支援と療養住環境最適化[BPA.10-6]
西 謙一(NES株式会社)


JACE34 BPA奨励賞

医師のタスクシフトに伴うMRI-超音波融合画像ガイド下前立腺生検[BPA.1-1]
森川智輝(医療法人尚腎会 高知高須病院 臨床工学部)

返血チャンバー構造の違いによる滞留特性の評価について[BPA.4-4]
山香修(久留米大学病院)

聴診学習システムの学習方法に関する検討[BPA.5-1]
松浦美有(大阪電気通信大学大学院)

人工心肺装置におけるECUM回路組み込み型溶血検知デバイスの開発~目視できない遊離ヘモグロビンの検知~[BPA.8-4]
小嶋太貴(大阪電気通信大学大学院 医療福祉工学研究科)

ロボット支援下手術の清潔補助2ndCEによるアーム管理技術の必要性[BPA.11-3]
鈴木隆太(聖隷浜松病院)

Vision Transformerを用いた内視鏡画像分類AIの検討[BPA.12-5]
平木将矢(富山大学附属病院 医療機器管理センター)

ゆるキャラ(シープリン)の移動が大変なので、外側に居ることになった弊社西謙一

※.2024年5月19日 現地で確認

受賞情報は大会公式記録ではありません。独自調査ゆえに誤情報の恐れがあります。転載等はご遠慮ください。



JACE 33 (2023年)

 第33回日本臨床工学会(広島大会)は5月開催予定であったものが、サミット開催日・開催地が丸被りしたので7月に延期して開催されました。

 この大会では『●●の1例』のような、偶発的に遭遇した症例報告のようなものは受賞していません。課題を見つけたうえで、その解決に向けて探求するような研究が評価されています。

 今回の最優秀演題賞の受賞者の一人、BPA3-4の小野先生は弊社西謙一の演題発表(BPA3-3.事業継続計画のレジリエンス性向上に資する目標志向行動とマネジメント)の次の発表者でした。優れた発表と比較されてもなお、受賞できるくらいの力量がないとBPA受賞は無い事を痛感した大会でした。


JACE33 BPA最優秀演題賞

新たに開発したピストンポンプシングルニードル透析における最大有効血流量の評価[BPA.3-4]
小野淳一(川崎医療福祉大学 医療技術学部 臨床工学科)

3 次元マッピング装置を用いた心房細動の新たな分類[BPA.6-1]
倉田直哉(関西ろうさい病院 臨床工学室)

閉鎖式保育器使用環境下におけるエアロゾル暴露モデル作成の検討[BPA.7-6]
落葉佑昌(岡山大学病院 臨床工学センター)

ソフトウェア無線の応用による電磁環境評価の可能性[BPA.12-6]
石田開(純真学園大学保健医療学部医療工学科)


JACE33 BPA優秀演題賞

脈波変動指標 PVi は透析患者の DW の客観的な指標の一つになり得る[BPA.1-1]
齋藤慎(群馬パース大学)

レーザ血流計による術中アナフィラキシー反応鑑別の可能性[BPA.6-3]
山中望(防衛医科大学校 外科学講座)

メイドインジャパン高頻度人工呼吸器の新規参入について-構想から開発、上市までの医工連携についてー[BPA.8-4]
真殿久司(社会医療法人 若弘会 若草第一病院)

機械学習によるリアルタイム物体検出を用いた輸液ポンプの設定流量の検出に関する検討[BPA.12-5]
渡邉翔太郎(北海道科学大学)


JACE33 BPA奨励賞

機械学習を利用した透析効率の予測モデルの検討[BPA.1-2]
森實篤司(ホスピー腎透析事業部)

左脚領域ペーシング植え込み手技を安全・円滑に行うために臨床工学技士が取り組むべきこと[BPA.5-6]
角田竣(社会福祉法人 恩賜財団 済生会支部神奈川県済生会横浜市東部病院)

下肢MEP導出のための工夫[BPA.11-3]
池田絋二(医療法人社団 英明会 大西脳神経外科病院 臨床検査科・臨床工学科)


JACE33 BPA学生優秀賞

NPPV療法における自発呼吸モデルを用いた医療関連機器圧迫創傷評価[BPA.9-4]
安中恵美莉(北里大学大学院 医療系研究科)

広島にて弊社西謙一が撮影

※.2023年7月23日 現地で確認




JACE 32 (2022年)

 第32回日本臨床工学会(茨城大会)では、BPA優秀発表賞は12のカテゴリに分けられ、それぞれのカテゴリから1演題が必ず選出される方式でした。ゆえに12カテゴリから12演題が優秀発表賞として選ばれています。BPAノミネート後の受賞確率は6分の1です。

 BPA受賞者12人の内、11人は医療機関の所属です。残る1人は教育機関です。民間企業や行政の技士は居ません。


JACE32 BPA優秀発表賞

BPA1 血液浄化部門 血液透析

BPA2 血液浄化部門 アフェレーシス

BPA3 血液浄化部門 その他

BPA4 循環部門 補助循環

BPA5 循環部門 心臓カテーテル業務

BPA6 循環部門 EPS・アブレーション関連

BPA7 呼吸管理部門 その他

BPA8 ME機器管理部門 管理・ソフト

BPA9 手術室関連業務部門

BPA10 医療安全部門

BPA11 医療安全部門

BPA12 手術室関連業務部門


※.2024年5月31日 JACE32関係者へメールで確認

*.過去に受賞者データが無く独自調査した本ページのデータが無断転載されたことを疑うような記事があったため、受賞者を特定できる情報について一部掲載を取りやめました。

受賞情報は大会公式記録ではありません。独自調査ゆえに誤情報の恐れがあります。転載等はご遠慮ください。



JACE 31 (2021年)

 第31回日本臨床工学会(熊本大会)はBPAにノミネートされたのちに選抜される受賞者は1演題のみ、頂点に立つ1人が選ばれる最も激しい競争のある大会でした。


JACE31 BPA優秀発表賞

医用コンセントの保持力試験における測定の個人差の検証[B-048]
堀純也(岡山理科大学理学部応用物理学科臨床工学専攻)


※.2024年5月31日 JACE31関係者へメールで確認

*.過去に受賞者データが無く独自調査した本ページのデータが無断転載されたことを疑うような記事があったため、受賞者を特定できる情報について一部掲載を取りやめました。

受賞情報は大会公式記録ではありません。独自調査ゆえに誤情報の恐れがあります。転載等はご遠慮ください。



JACE 30 (2020年)

 コロナ禍で最初の日本臨床工学会は、第30回日本臨床工学会(愛知大会)でした。

 抄録掲載12演題をBPA賞として表彰、当日発表者の中から最優秀演題を選考しました。

 スマートグラスの発表をした湊拓巳さんは、弊社西謙一の大学同期、同業である臨床工学技士です。

 この大会はメディカルメッセを併設開催する予定であり、弊社もブースを出すことになっていましたが、COVID-19の影響で展示自体がなくなりました。


JACE30 BPA最優秀演題

1題


JACE30 BPA賞

スマートグラスとエッジコンピュータを用いた視野共有の試み[BPA-08]
湊 拓巳(国立病院機構京都医療センター 統括診療部 臨床工学科)

ほか10題(BPA賞計11題)


※.2024年5月31日 JACE30関係者へメールで確認

*.過去に受賞者データが無く独自調査した本ページのデータが無断転載されたことを疑うような記事があったため、受賞者を特定できる情報について一部掲載を取りやめました。

受賞情報は大会公式記録ではありません。独自調査ゆえに誤情報の恐れがあります。転載等はご遠慮ください。



JACE 29 (2019年)

(unknown)


※.2024年5月31日現在詳細不明

*.過去に受賞者データが無く独自調査した本ページのデータが無断転載されたことを疑うような記事があったため、受賞者を特定できる情報について一部掲載を取りやめました。

受賞情報は大会公式記録ではありません。独自調査ゆえに誤情報の恐れがあります。転載等はご遠慮ください。



JACE 28 (2018年)

 第28回日本臨床工学会は神奈川県ノパシフィコ横浜で開催されました。

 民間企業人が初めてBPAにノミネートされた記念すべき大会です。



※.2024年5月31日現在詳細不明

*.過去に受賞者データが無く独自調査した本ページのデータが無断転載されたことを疑うような記事があったため、受賞者を特定できる情報について一部掲載を取りやめました。

受賞情報は大会公式記録ではありません。独自調査ゆえに誤情報の恐れがあります。転載等はご遠慮ください。



JACE 27 (2017年)

 第27回日本臨床工学会は青森で開催されました。

 この大会は野沢大会長が医工連携に積極的であったため、セッションや展示など多様なイベントがありました。筆者も医工連携セッションの座長をするためだけに青森へ行きました。



※.2024年5月31日現在詳細不明

*.過去に受賞者データが無く独自調査した本ページのデータが無断転載されたことを疑うような記事があったため、受賞者を特定できる情報について一部掲載を取りやめました。

受賞情報は大会公式記録ではありません。独自調査ゆえに誤情報の恐れがあります。転載等はご遠慮ください。



JACE 26 (2016年)

(unknown)


※.2024年5月31日現在詳細不明

*.過去に受賞者データが無く独自調査した本ページのデータが無断転載されたことを疑うような記事があったため、受賞者を特定できる情報について一部掲載を取りやめました。

受賞情報は大会公式記録ではありません。独自調査ゆえに誤情報の恐れがあります。転載等はご遠慮ください。



JACE 25 (2015年)

 第25回日本臨床工学会(福岡大会)では、BPA優秀演題発表が6セッション、若手奨励発表が3セッションあり、それぞれのセッションから1演題が選抜されて受賞する方式でした。

 この年の若手奨励賞を受賞した藤井豊先生は、弊社西謙一の大学の後輩であり、以前従業していた国立循環器病研究センターでは同僚でした。
 『若手』という枠ですが、研究のレベルとしては国研レベルですので、相当に高度でした。


JACE25 BPA優秀発表賞

6題


JACE25 BPA若手奨励賞

補助循環中の高酸素分圧管理は活性酸素発生を誘発し全身炎症反応を助長する-小動物モデルを用いた検討-[BPA-2Y1]
藤井豊(国立循環器病研究センター研究所 人工臓器部)

ほか2題(BPA若手奨励賞合計3題)


※.2024年5月31日現在詳細不明

*.過去に受賞者データが無く独自調査した本ページのデータが無断転載されたことを疑うような記事があったため、受賞者を特定できる情報について一部掲載を取りやめました。

受賞情報は大会公式記録ではありません。独自調査ゆえに誤情報の恐れがあります。転載等はご遠慮ください。



JACE 24 (2014年)

 第24回日本臨床工学会は2年連続の東北開催、宮城県での開催となりました。

 BPAは一般から7題、若手から5題が選ばれ受賞しました。


JACE24 BPA優秀発表賞

7題


JACE24 BPA若手奨励賞

5題


※.2024年5月31日 JACE24関係者へメールで確認

*.過去に受賞者データが無く独自調査した本ページのデータが無断転載されたことを疑うような記事があったため、受賞者を特定できる情報について一部掲載を取りやめました。

受賞情報は大会公式記録ではありません。独自調査ゆえに誤情報の恐れがあります。転載等はご遠慮ください。



JACE 23 (2013年)

 第23回日本臨床工学会は山形で開催されました。日程は第34回と同じく5月18日(土)~19日(日)の2日間でした。

 BPAは医療機器管理部門、血液浄化部門、循環呼吸部門の3つに、それぞれ総合と若手の枠が設けられました。


JACE23 BPA優秀発表賞

医療機器管理部門
稼働時間を利用した輸液ポンプの稼働率管理法に関する検討[BPA-CB1]
松田恵介(独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床工学室)

血液浄化部門
(1題受賞)

循環・呼吸部門
(1題受賞)


JACE23 BCP若手奨励賞

医療機器管理部門
(1題受賞)

血液浄化部門
(1題受賞)

循環・呼吸部門
人工呼吸器の遠隔監視システムの構築[BPA-BY6]
湊拓巳(独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター 医療技術部 臨床工学室)

JACE 23 (2013年)

※.2024年5月31日現在詳細不明

*.過去に受賞者データが無く独自調査した本ページのデータが無断転載されたことを疑うような記事があったため、受賞者を特定できる情報について一部掲載を取りやめました。

受賞情報は大会公式記録ではありません。独自調査ゆえに誤情報の恐れがあります。転載等はご遠慮ください。



JACE 22 (2012年)

(unknown)


※.2024年5月31日現在詳細不明

*.過去に受賞者データが無く独自調査した本ページのデータが無断転載されたことを疑うような記事があったため、受賞者を特定できる情報について一部掲載を取りやめました。

受賞情報は大会公式記録ではありません。独自調査ゆえに誤情報の恐れがあります。転載等はご遠慮ください。



JACET 21 (2011年)

 第21回日本臨床工学会ではBPAセッションが①と②に分かれており、それぞれ5演題ずつ発表、それぞれから1演題が選出される仕組みでした。

 日臨工BPA史上初の受賞者には、関西から大分へ来た2人が選ばれました。


熱流補償法深部温度プローブは補助循環システムの温度管理に使えるか?[BPA-04]
西垣孝行(国立循環器病研究センター)

水蒸気浸透チューブを採用したEVAQUA呼吸回路の有用性について[BPA-06]
筒井大輔(奈良県立奈良病院 診療部 臨床工学室)


※.2011年5月22日 現地で確認

受賞情報は大会公式記録ではありません。独自調査ゆえに誤情報の恐れがあります。転載等はご遠慮ください。



おわりに

 日本臨床工学会は第21回大会(大分)からBPA(Best Presentation Award)制度を開始していますが、初回から最新回まで受賞者が公開される場が無かったようです。

 それは、会誌や会報などにも掲載がなく、今回は調べるのに苦労しました。

 手がかりとして、そもそもBPAにノミネートされた765演題の内の6演題しか民間企業人が居なかったので、過去に民間企業人が受賞していないことがわかりましたが、受賞者リストから追うことになっていたら今日の公開に至っていなかったと思います。

 記憶に残ることも大事ですが、記録に残ることも大事だなと思う一件でした。