Press release
普及・社会実装を目指した安否確認システムの無償提供を開始
平素より弊社事業につきまして、ご理解とご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
災害や減災に関するコンサルティングサービスを展開する弊社ではこのたび、普及による安否確認システムの社会実装を目指し多用途安否確認システム『AmpiTa』を無償提供することに致しました。
『AmpiTa』は弊社とAmpiTa Projectが協働して開発、2022年にリリース致しました。
いつ起こるかわからない災害に対し費用負担する組織は少なく、安否確認システム導入は一部の組織に限られたものになっていると推測されます。
安否確認システムを利用することで無駄な捜索を減らす、参集できる職員数を精緻に予定できるなど利点が多い一方で、発災後にシステムを導入しても手遅れであるため、システム導入率向上が求められます。
そこで弊社では、無償提供することで安否確認システムのユーザー数を増やし、その利用によるメリットを実感してもらうことで安否確認システムへの理解を深めようと考えました。弊社が扱うAmpiTaはチープなシステムゆえに、安否確認システムに対するリテラシーが高まったユーザーには不満に感じる点も多くあると予想しています。その場合、優れたシステムを有償提供する他社製品へ乗り換えて頂くよう勧める計画です。
安否確認システムを社会実装することで発災後に得られる情報の正確性が高まり、以って戦略策定における実現可能性も高まると考えます。弊社の本業である災害・減災コンサルティングにおいても、机上の空論ではなく実現可能性の高いマネジメントが実行できるものと考えています。
弊社は安否確認システムを無償提供し、同システムを普及させ、発災後の対応水準の底上げを目指します。
プレスリリース: 普及・社会実装を目指した安否確認システムの無償提供を開始(NES株式会社)
2025年1月4日
NES株式会社
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多用途安否確認システム AmpiTa
弊社コンサルタントが病院で技士長をしていた2013年、自院の慢性維持透析患者の安否確認を目的に開発したシステムがAmpiTaでした。当時はガラパゴス携帯向けに開発しましたが、スマホが普遍化した2022年、システムを新たに作り変えました。それが現在のAmpiTaです。
安否確認システムですが、安否だけを確認するシステムではありません。職員参集やイベント出欠など様々な用途で使用できます。
講義中などの挙手に代わり、AmpiTaを用いることで瞬時に正確に人数をカウントでき、受講者の選択を秘匿することもできます。
弊社では、平時にAmpiTaを利用することで『身構えない訓練』を推進しています。
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