2025年3月8日に仙台市で開催されるセミナーで弊社の西謙一(代表取締役・臨床工学技士)が講演します。
開催概要
- 日時
- 2025年3月8日(土) 9:55~15:30
- 会場
- 仙台市中小企業活性化センター 多目的ホール
(仙台駅前 AER(アエル) 5F )
- 仙台市中小企業活性化センター 多目的ホール
- 対象
- 呼吸療法に興味のある医療関係者全職種
- 臨床工学技士、看護師、理学療法士、作業療法士、企業、ほか
- 定員
- 100名
- 参加費
- 福島県および宮城県臨床工学技士会員: 3,000円
- その他参加者: 5000円
プログラム
講演1
「神経筋疾患の長期人工呼吸管理と呼吸リハビリテーション」
独立行政法人国立病院機構 仙台西多賀病院
理学療法士
片山 望
講演2
「在宅人工呼吸療法と臨床工学技士との関わり」
独立行政法人国立病院機構 岩手病院
臨床工学技士
及川 秋沙
講演3
「呼吸管理と血液ガス」
ラジオメーター株式会社
講演4
「宮城県医療的ケア児等相談支援センターの活動」
宮城県医療的ケア児相談支援センター「ちるふぁ」
センター長
遠山 裕湖
講演5
「医療的ケア児・者の生命を守る療養住環境の強靭化 ~患家の減災・災害対策の基礎~」
NES株式会社
代表取締役 臨床工学技士
西 謙一
機器展示
参加申し込み
第7回福島・宮城呼吸療法セミナーへの参加申し込みは、m3.com学会研究会のシステムを利用しています。m3.com学会研究会の参加申込みシステムを利用するには、『m3.com ID』の発行が必要です。
【宮城県臨床工学技士会 第7回福島・宮城呼吸療法セミナー】参加申込み(m3.com学会研究会)
設問
参加申し込みには以下の設問に回答する必要があります。氏名やメールアドレスはm3会員登録で登録した内容が送られます。
- 連絡先
- 住所・所在地
- 電場番号(FAXは任意)
以下は任意回答となっています。もしかするとセミナー運営側ではなくm3が欲しいのかなと思う内容です。
- 所属先部署・役職
- 所属学会・研究会
- 学歴(最終学歴・卒業年度)
弊社講演内容
演題は『医療的ケア児・ケア者の生命を守る療養住環境の強靭化』、副題に『患家の減災・災害対策の基礎』と銘打って講演させて頂きます。
人工呼吸器を装着するなど在宅でも濃厚な医療を必要とする『医療的ケア児』『医療的ケア者』の生命を守るには何が必要であるのか、深掘りします。
BCPと呼ばれるものは、日本語では業務継続計画や事業継続計画などと訳されます。廃業や損害を回避するための計画であれば『事業』ですが、多くの場合は『業務』と訳した方がわかりやすいと思います。
大きな揺れを感じ、明らかに地震であるとわかったときに、あなたはどのような行動をとりますか?
このようなお題に対し、それぞれがどのように行動するかを話し合う図上演習について紹介する予定です。
BCPがどのようにして作られるかを学び、どのような情報を集めるべきか理解して頂きます。
今回は特に、患家でのBCPにフォーカスします。
背景事情を知るためには、災害対策基本法も知る必要があります。第一条を読めば概要がつかめます。
実際に、どのようなマネジメントをすべきか、聴講者全員で考える時間を設けたいと考えています。
今回の講演では、一方的に何かを『教える』というよりは『気づく』ことに重きを置こうと思っています。
臨床を離れて久しい臨床工学技士から教わるより、自ら考えて理解を深めた方が身に付きやすいと思いますので、気づきにつながる話題を提供したいと思います。
3日間滞在
今回は土曜日開催ですが、金曜日から日曜日にかけて3日間、宮城に滞在する予定です。
土曜日は会場となる仙台アエルに朝から終わりまで滞在、そのあとは関係者と会食に行ければと思っています。
仙台アエルは2011年11月、日本循環器看護学会の会場として使われ、その際に訪問させて頂きました。
講演がない金曜と日曜は、空港でレンタカーを借りて被災地観光に行こうと思っています。
2012年に気仙沼へ行ったのが最後、それ以降は宮城には幾度も行きましたが、津波被害が大きかった沿岸部を目指して行ったことがなく、復旧や復興の状況も知りません。
当時は基礎や鉄骨だけ残った建物跡が多く見られ、まだ新しい建物が建つような状況ではありませんでした。道路はどうにか舗装されていましたが、震災前の地図とは一致しない道路も多くあり、復旧の最中という様子でした。
もし、被災地観光にお付き合い頂ける方が居られましたら、お声掛け願います。