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新聞報道の分量  | NES’s blog

 令和6年能登半島地震の発生は2024年1月1日、元旦です。お祝いムードの最中です。

 新聞は、正月特番のような感じで第二部や第三部なども付いてくるようなボリュームでした。

 翌2日は休刊でした。
 その1月2日夕方には、羽田空港で旅客機と海保航空機が衝突する事故が発生しました。

 そして1月3日の新聞は、1面のメインが羽田事故、次の記事が能登半島地震でした。

 下図はある新聞の1面です。
 青色が羽田空港の事故、赤色が能登半島地震の記事です。

2024年1月3日・朝刊・1面




能登地震を朱塗り

 1月1日から1月7日までの1週間、新聞紙面のどこに、どの程度のボリュームで能登半島地震の関連記事が掲載されていたかをチェックしてみました。


2024年1月1日

1月1日・朝刊
1月1日・朝刊

2024年1月2日

1月2日・朝刊
1月2日(休刊日)

2024年1月3日

1月3日・朝刊
1月3日・朝刊

2024年1月4日

1月4日・朝刊
1月4日・朝刊

1月4日・夕刊
1月4日・夕刊

2024年1月5日

1月5日・朝刊
1月5日・朝刊

1月5日・夕刊
1月5日・夕刊

2024年1月6日

1月6日・朝刊
1月6日・朝刊

1月6日・夕刊
1月6日・夕刊

2024年1月7日

1月7日・朝刊
1月7日・朝刊



おわりに

 新聞報道は社会的信用度の高いメディアで在り、その報道量が読者に与える影響、そこから広がる国民への影響が大きいと思います。

 社会面に占める割合は大きいですが、記事全てが能登半島地震というのは最初だけ、徐々に減っていきます。

 1面への掲載は、死者が100人を超えるまで、おそらく『能登地震 死者100人超え』といった見出しが付くところまでで、それ以降は滅多に載らないかなと思っていました。
 概ね、それに近い状態で、1月6日に『死者100人に』の記事が大きく掲載され、1月8日は『きょう1週間』という記事が掲載された後、1月9日は1面には掲載がありませんでした。

 羽田の事故では日本航空の記者会見の質問では、事故原因などは調査委員会に委ねているので回答できないと言っていた日航職員の一部分の言葉を切り取り『海保と食い違い』という身だしで報道されていました。食い違うも何も、それについてはわからないと双方が言っているのにも関わらず、上手く動画を作っていました。印象操作を疑いました。
 日航の記者会見では、損害額や業績への影響などを質問する記者が居ましたが、今はその時期なのかと疑問を持ちました。

 報道量が多ければ社会的関心事になるというのは本来的ではなく、社会的関心事を報道するのが本来的なのかなと思いますが、なかなかそうはならなそうです。
 能登半島地震の被災地として輪島市や珠洲市の報道量は多いですが、死傷者数が少ない能登町や内灘町なども建物被害などが甚大で避難者も多くあります。

 この先、義援金やふるさと納税の集まり方が、報道量に左右されると思います。ボランティアの数もおそらく変わるでしょう。

 目先では、自宅避難している人は被災者として扱われていない感があるので、食事や水が行き渡っていませんが、そのような報道が頻繁に出る事を願っています。